よくある御質問
上之雷電神社に寄せられたご質問をQ&A形式でご紹介します。
当神社について
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1,000年以上の歴史を有する由緒ある神社です。社伝によれば、室町時代の応永年間(1394~1428年)に、忍城主・成田五郎家時によって社殿が再建されたと伝えられています。このことから、創建はそれ以前、平安時代以前に遡ると考えられています。
御由緒ページも合わせてご覧ください。
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上之雷電神社では、雷除け(厄除け)や電気・電子機器の安全、IT技術の向上、商売繁昌、営業繁栄、学問や技術の上達、武道や競技における必勝祈願など、さまざまなご神徳が信仰されています。
なかでも特に重んじられてきたのが、「神経の神様」としての御神徳です。神経とは、脳と身体をつなぎ、電気信号によってあらゆる命の働きを統制する仕組みです。雷電さまは、雷という自然現象に象徴される電気の神格として、人間の神経系そのものに宿る秩序と統御の力を司っています。
「雷電さま」は、命の根源たる自然神でありながら、単なる自然現象の神ではありません。雷は、地上に生命をもたらした最初のエネルギーであると同時に、現代においても電気・通信・AIを支える最先端の「神力」として機能しています。
すなわち、雷電さまは、太古と現代を貫く電気の霊力によって、心と身体、生命と文明をつなぐ神として、今も多くの参拝者の祈りを受けとめ続けています。
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境内には駐車場とお手洗いを完備しております。
【駐車場】
第一駐車場に約20台、第二駐車場には約40台分の駐車スペースがございます。
第二駐車場は午前9時から午後5時までご利用いただけます。
【お手洗い】
参道の中ほど左手に案内表示があり、洗浄式洋式便座のお手洗いをご用意しております。
どなたさまにも快適にご参拝いただけるよう、清潔に管理しております。
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はい、拝殿左手、神楽殿の脇に「古札納所(こさつおさめじょ)」という建物がございます。
お神札やお守りをお納めの際は、建物内の神棚に向かって、神々の御神徳をいただいたことへの感謝の祈りを捧げたうえで、お焚上料とともにご納札ください。
お焚上料の目安は、古札納所に掲示された看板をご参照ください。
当神社では、以下の三つの方法で古札やお守り等のお焚き上げを承っております:
【1】ご送付によるお焚き上げ
お申込み後、専用のシールをお届けいたします。お品物を詰めた梱包箱にそのシールを貼り、元払いにて当社指定先へお送りください。
〈目安となる費用〉
メール便相当(レターパックなど)…1,300円
100サイズ(45L袋相当)…5,000円
150サイズ(45L袋×2相当)…10,000円
200サイズ(45L袋×3相当)…15,000円
※ご注文サイズを超えるお荷物はお受け取りできません。
※パソコン、家電リサイクル法対象品、危険物等はお引き受けできません。
【2】お持ち込みによるお焚き上げ
古札納所にて直接お納めいただけます。受付時間内にお越しのうえ、建物内の神棚へご参拝のうえご納札ください。
※納めるお品の大きさに応じて、1,000円~15,000円程度のお焚上料をお納めいただいております。
【3】祈祷付きのお焚き上げ
ご希望の方には、祈祷をともなうお焚き上げも承っております。
ご予約のうえ、神職がご神前で正式にお祓いをしたのち、丁重にお焚き上げいたします。
〈費用の目安〉
祈祷料5,000円〜+お焚上料(お品の量により異なる)
合計目安:10,000円~
なお、以下のお品物はお引き受けできませんのでご注意ください:
・ご位牌、遺骨、生き物など宗教的に特別な扱いを要するもの
・パソコン、家電製品、医療機器、スプレー缶など法令で制限された品
・引火性のある物、危険物、法的に所持が禁じられているもの
金属・プラスチック・石製などの燃えないお品については、神前でお祓いを行ったのち、専門の業者に丁重な処分を委託いたします。
他社寺のお札やお守りもお受けしておりますので、どうぞご安心ください。
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授与品には、御朱印、お守り、絵馬、神札、御神籤(おみくじ)などがございます。
詳細は授与品ページをご覧ください。
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はい、車椅子でも参拝いただくことは可能です。砂利のため、お足元にお気をつけてお越しください。
また、事前にご連絡いただければ、サポートも行います。
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はい、領収書の発行を承っております。
ご希望の際は、お申込み時に「宛名」および「但し書き」等の必要事項をお申し付けください。
参拝について
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神社では、神さまに敬意をもってお参りするための基本的な作法があります。
上之雷電神社では、以下の順にそって、丁寧にご参拝ください。
① 鳥居をくぐる前に一礼
神域に入る前には、軽く一礼をしてから鳥居をくぐります。
② 手水舎で心身を清める
柄杓を使って左手・右手の順に洗い、口をすすいでから再び左手を清め、最後に柄杓の柄を洗って元に戻します。
③ 拝殿の前で鈴の緒を鳴らす
鈴の緒の音によって心身をさらに清め、神々に参拝開始の合図を送ります。
④ お賽銭をそっと納める
神さまへの感謝と祈りの心を込めて、静かにお捧げください。
⑤ 二拝二拍手一拝を行う
神前に向かい、90度の礼(拝)を二度、続いて柏手を二回打ち、もう一度深く拝を行います。
※この「拝(はい)」とは、神さまや天皇陛下に対してのみ行う、最も深い礼です。人に対して用いる最敬礼(60度)とは異なり、90度の礼を人に対して繰り返すことは「慇懃無礼」とされ、かえって無礼にあたるとされています。
⑥ 祈願を込めて静かに祈る
微音の言霊(小さい声)で、ご自身の住所とお名前を申し上げた後、神々に叶えていただきたい願いや、日々の感謝の祈りを丁寧にお伝えください。
言葉が整わずとも、心を込めて真摯に祈ることが大切です。言葉と心が一致したとき、祈りは神々に正しく届くと信じられています。
⑦ ご神前を一礼して退く
祈願を終えたら、ご神前から静かに下がり、一礼してその場を離れます。
⑧ 授与所にて御札・御守を受ける
神前でのお祈りに続いて、御神徳を受ける証として、神札や御守をお受けください。ご自宅や身のまわりに祀ることで、祈りが日々の生活に根づいていきます。
⑨ 境内の空気に包まれて、しばし静かに滞在する
神域は心身を整える場でもあります。深呼吸し、空の色、木々の気配、風の音を感じながら、しばし心を鎮めてお過ごしください。
⑩ 鳥居を出る前にもう一度一礼
神域から退出する際には、神さまへの感謝を込めて、静かに一礼します。
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はい、年中を通じて、どの日もご参拝いただけます。
お祭りや神事が行われている日でも、参道は常に開かれており、どなたさまも自由にお参りいただけます。
ただし、神事の最中は一部の区域をお通りいただけない場合や、授与所の対応にお時間をいただくことがございます。境内は通常どおりお入りいただけますので、安心してお越しください。
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はい、神棚や仏壇がないご家庭でも、お札(神札)を丁寧にお祀りいただくことは可能です。
本来、神札は神棚にお祀りするのが正式な形とされていますが、現代の住環境や暮らしに応じて、無理なく心を込めてお祀りいただければ、神さまのご加護はきちんと届きます。
●目線より高い清浄な場所に
タンスや本棚の上など、日常的に見上げる位置で、静かで清らかな場所を選んでください。
●南向き、または東向きが望ましいとされています
ご自宅の状況に合わせて、可能な範囲で構いません。
●布や和紙を敷いて、その上に神札を置くか、立てかけてください
壁に直接貼ることは避け、神さまを敬う姿勢を大切にします。
●水や塩、榊を供える必要はありません
神棚がない場合は、神札を丁寧に飾るだけで十分です。
なお、当神社の授与所では、神札を安置するための「神札立て」も頒布しております。
また在庫がある場合に限り、どなたでも簡単にお祀りいただける「簡易神棚」もお分かちしております。ご希望の方はお申し出ください。
形式よりも、敬意と感謝の心をもってお祀りすることが大切です。どうぞご自身の暮らしの中で、無理のない形でお札をお迎えください。
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神社の境内は、神様がお鎮まりになる「神域」であり、心を調える場としての「道場」でもあります。
そこは単なる空間ではなく、静けさと秩序、敬意と清浄が保たれるべき聖地です。
参拝者の皆さまには、以下のような行為を慎んでいただいております。
【お参りをせずに帰ること】
どのようなご用件であれ、まずは神様にご挨拶をお済ませください。
特に境内や建物をご使用の際には、参拝前の利用はお慎みいただきますようお願い申し上げます。
【大声・騒音・走り回る行為】
境内は静謐を重んじる場所です。大声での会話や騒音、子どもが走り回るような行動は、神前における祈りを乱し、神域の秩序を損ないます。
【ペットの立ち入り】
衛生と信仰の観点から、境内へのペット同伴はご遠慮ください。
やむを得ずお連れになる場合は、必ず抱きかかえるかケージにお納めください。
【樹木・草花の伐採・採取】
神域内の自然は、神様の御前にある清らかなものとされています。草木を折ったり、花を摘むような行為は、信仰の対象への無断の干渉にあたります。
【お手洗いの不浄使用】
神域では清浄を何よりも重んじます。お手洗いをご利用の際も、次に使う方への配慮と節度をお忘れになりませんようお願いいたします。
【立入禁止区域への侵入】
御垣内(本殿のある敷地)や拝殿、社務所などの関係者専用区域への立ち入りは禁じられております。神職の務めを妨げ、また神様への礼を欠く行為ですので、厳にお慎みください。
【その他不敬となる行為】
他の参拝者の迷惑となる非常識な振る舞いや、神道の世界観・神域の空気にそぐわない言動・騒音などは、神域の秩序を乱す行為として慎んでいただいております。
神社とは、ただ願いを伝えるための場所ではなく、
己の心を澄ませ、調えるための「道場」であり、
神々と共にある空間に身を置くという尊い行いそのものが、祈りです。
どうぞ、静かに、丁寧に、心をこめてお参りください。
祈祷・祈願について
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男児は31日目、女児は32日目あるいは33日目とも言われますが、だいたいひと月を過ぎた頃、母子の健康状態の良い時をみてお申込みたいだければと存じます。
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ご来社時、安産祈願時の祈祷札や御守等をご持参ください。
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お宮参りは、氏神様や安産祈願をした神社など、ご家族にとってゆかりのある神社に参拝するのが一般的です。特に決まりはないため、赤ちゃんやお母さんの体調、ご家族の都合に合わせて、安心して参拝できる神社を選ぶとよいでしょう。
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厄年(やくどし)とは、人生の節目にあたる年齢のことで、心身や環境に変化が起こりやすく、災厄に遭いやすい年とされています。本来は「役年」ともいわれ、地域や組織において役につくにあたり、その責任を全うできるよう祈願する年齢とも言われています。
古来より日本では、この年にあたる方が神社にお参りし、災いを避け、無事を祈る慣わしが続いてきました。単に「避ける」ための儀式ではなく、新たな務めに向かう覚悟を整える、祈りの節目として重んじられてきたのです。
一般的に、数え年で以下の年齢が「本厄」とされます。
男性:25歳・42歳・61歳
女性:19歳・33歳・37歳
とくに男性の42歳、女性の33歳は「大厄」と呼ばれ、心身ともに慎むべき時とされています。
本厄の前後には「前厄」「後厄」があり、三年間を通して厄除けのご祈祷を受け、神札や御守を受けることが肝要です。
厄年は、災いを恐れる年ではなく、節目を祓い清め、新たな道を歩み出すための大切な機会です。どうぞご家族そろってご参拝のうえ、神前にてお祓いと御加護をお受けください。
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厄年(雷除け)は、人生の節目にあたる年齢で、心身の変化や社会的な役割の転換が起こりやすく、災厄に遭いやすいとされる年のことです。古来より我が国では、この年にあたる方が神社にお参りし、災いを避け、無事を祈る習わしが続けられてきました。
当神社では、厄除けのご祈祷を随時承っておりますが、出張祭典などで神職全員が不在の場合もございます。ご予約を入れていただくことをおすすめします。
お申込みは、ホームページ内のお問合わせフォームからお願いいたします。
フォームの使い方がご不明な場合は、下記までお気軽にご連絡ください。
電話:048-527-0885
メール:info@k-raiden.jp
厄年は、災いを恐れる年ではなく、これまでを振り返り、心身を整え、新たな歩みを始める大切な節目ともいえます。ご自身やご家族の健康と安寧を祈る機会として、どうぞご参拝ください。
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約20分ほどです。
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【方位除】は、個人の本命星がその年に凶方に巡るとき、その影響を祓い整えるための祈願であり、【厄除】は、人生の節目となる年齢(厄年)に達した際、病気・事故・不運を避けるために行う祈願です。
どちらも異なる原理に基づく災厄回避の祈願であるため、重なった場合には両方受けることが望ましいとされています。
雷電神の御神徳は、精神の回路を司り、判断・集中・気力を整える神としての力を持っています。
乱れた星の巡りによって生じた不安や混乱に、最も深く応える祈願所として、現代においても多くの信仰を集めています。
該当しているかご不安な方は、生年に基づき、神職がご案内いたします。どうぞお気軽にご相談ください。
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はい、代理の方によるご祈願も承っております。
ご本人がご都合により参拝できない場合は、ご家族などご縁のある方が代わってお受けいただけます。
その際は、祈願を受けるご本人のお名前や生年月日などを予約フォームにご記載ください。
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方位除け祈願とは、九星気学の理に基づき、生まれ年で定まる本命星がその年、凶方位に巡る際に受ける祈願です。
星の巡り(星回り)は年ごとに変化し、本人の本命星が以下のような特定の凶象に重なると、その影響によって心身の不調や、家庭・仕事・人間関係における混乱を引き起こしやすくなるとされています。
とくに注意すべき代表的な凶象は、以下の四つです。
【八方塞がり】
本命星が方位盤の中央に位置し、あらゆる方位が凶となる年です。進退に迷いが生じ、何をしてもうまくいかず、身体的にも精神的にも閉塞感に苛まれやすいとされます。
【鬼門(北東)】
「陽から陰へ転ずる入口」とされ、衰運が忍び込む方角です。生活基盤の乱れ、判断力の低下、思いがけない事態の連続が起こりやすく、家庭や仕事において不穏な変化が生じやすくなります。
【裏鬼門(南西)】
「陰から陽へ抜ける出口」とされ、外からの災いが入り込む方角です。対人関係の悪化、病の悪化、思いがけない別れや損失など、周囲との関係性の乱れが起こりやすいとされます。
【困難宮(北)】
生命力が弱まりやすく、自信を喪失しやすい年です。自分を見失いやすく、孤独感・無気力・焦燥感が強まり、引きこもるような精神状態に陥りやすいとされます。
上之雷電神社では、こうした凶方位の巡りを祓い、内なる秩序と精神のバランスを整える「方位除け祈願」を厳粛に執り行っております。
当社の御祭神「雷電大神」は、生命と神経、そして秩序の守護神であり、乱れた気の流れを正し、迷いや不安を断ち切る神力を宿す神として広く崇敬されています。
「方位除」と「厄除」の違い
【方位除】は、個人の本命星がその年に凶方に巡るとき、その影響を祓い整えるための祈願であり、【厄除】は、人生の節目となる年齢(厄年)に達した際、病気・事故・不運を避けるために行う祈願です。
どちらも異なる原理に基づく災厄回避の祈願であるため、重なった場合には両方受けることが望ましいとされています。
雷電神の御神徳は、精神の回路を司り、判断・集中・気力を整える神としての力を持っています。
乱れた星の巡りによって生じた不安や混乱に、最も深く応える祈願所として、現代においても多くの信仰を集めています。
該当しているかご不安な方は、生年に基づき、神職がご案内いたします。どうぞお気軽にご相談ください。
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約20分ほどです。
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三歳…髪置きの儀(男・女)
五歳…袴着の儀(男)
七歳…帯解きの儀(女)
※お家ごとに風習、しきたりが違うこともありますので、上の限りではありません。
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ご祈祷自体は20分程度になります。
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車祓いを受けられる際は、鳥居脇にある第1駐車場の奥、「車祓所」と書かれた看板の前にお車を停めてください。
ご不明な点がございましたら、当日社務所にてご案内いたしますので、お気軽にお声がけください。
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所要時間は約20分です。
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はい、新年団体祈願をはじめに、会社・団体での事業繁栄、安全祈願、業務安全、商売繁昌など、ご神前に参集いただき祈願致します。
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20分ほどを予定しております。
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定員は特に設けておりませんが、本殿内には最大で50名までご参列いただけます。
50名を超える場合には、本殿外でのご祈祷となる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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はい、可能です。
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はい、複数の願意でご祈願をお受けになる場合は、願意ごとに初穂料を頂戴しております。
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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「病気平癒(びょうきへいゆ)」の御祈願は、病やけがの快復、手術の無事、心身の健康回復などを神さまにお祈りするご祈祷です。
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お名前、症状や回復を願う具体的な内容をご記載の上、予約フォームからお問い合わせ下さい。
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ご家族の方が代わりに祈願を申込むことができます。
外出が困難なご事情がある場合でも、ご本人様がご参列なさらずにご家族が代理で病気平癒のご祈祷をお受けいただくことが可能です。
お申込みの際には、祈願を受ける方のお名前やご年齢、症状の内容などを神職にお伝えいただければ、神前にて丁寧に祝詞を奏上いたします。
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神道療法では、宮司が個別のカウンセリングを行い、神社での儀式や祈祷を通じて心身の回復を目指します。
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基本的には、神前にお供えする神饌(しんせん)をご準備いただきます。内容は以下の通りです。
①米1合
②御酒1合
③尾頭付き魚(省略可
④海鮮乾物(スルメ、昆布、鰹節等) ⑤野菜(大根・人参・ほうれん草等) ⑥果物(リンゴ・バナナ・蜜柑等)
⑦水(ペットボトル500㎖ 1本)
⑧塩(100グラム以上)
ただし、ご準備が難しい場合は、神職が無料でご用意いたしますので、ご予約時にお申し出ください。
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はい。祭場の設置方法がわからない、あるいは困難な場合は、 神職が竹・縄・砂を持参し、祭場に設置します。
ご希望の場合は、別途5,000円のご志納をお願いしております。設置が困難な場合や迷われている場合は、お気軽にご相談ください。
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上之雷電神社にお祀りされている大己貴命大神(おおなむちのみこと)は、生きとし生ける者をお守りする神様であると同時に、亡くなられた方の御魂を正しく導く力を持つ、幽界を司る存在として信仰されています。
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神道には仏教のような「戒名(かいみょう)」は存在しません。その代わりに、同じような意味合いを持つ、諡号(おくりな)が故人をお祀りする際につけられます。
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諡号は、これから神となられる故人のお名前の後ろに付されます。
付けられる諡は、以下のように年齢や性別によって分けられます。
3歳まで→[男性]嬰児(みどりご)、[女性]嬰児(みどりご)
6歳まで→[男性]稚児(ちご、わかいらつこ)、[女性]稚児(ちご、わかいらつめ)
15歳まで→[男性]童男(わらべ)、[女性]童女(わらめ)
19歳まで→[男性]彦、郎子彦(ひこ)、[女性]姫(ひめ)
40歳まで→[男性]郎男(いらつお)、[女性]郎女(いらつめ)
70歳まで→[男性]大人(うし)、[女性]刀自(とじ)
70歳超→[男性]翁(おきな)、[女性]媼(おうな)
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祭祀の流れ(通夜祭・葬場祭の場合)
【一日目】遷霊祭・通夜祭
故人様の魂を霊璽れいじにお移しし、祭詞を奏上致します。通夜は「夜を通す」と書きます。儀式後も、できる限り故人様を偲ぶ時間をお過ごし下さい。
【二日目】葬場祭・十日祭(※)
神葬祭申込履歴書を参考に祭詞を作成し、十日祭詞と共に奏上致します。故人様に敬意を表すと伴に、故人様がどのような人生を歩まれたかをご参列の皆様にお聞きいただきます。
「火葬祭」(ご希望の方)
火葬場にて、最期の玉串拝礼を執り行います。
※十日祭は火葬後に執り行うのが本義ですが、現在は葬場祭と一緒に執り行うのが一般的となっています。
※神葬祭は、地域や執り行う神職によって様々な形式がございます。
御朱印について
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御朱印(ごしゅいん)とは、神社や寺院にお参りした証として授けられる、墨書と朱印を施した印章です。
上之雷電神社では、中央に神号(社名)を毛筆でお認めし、社印を捺した御朱印を頒布しております。
朱印に用いられる「朱」は、古来、水銀を原料とする朱砂から作られており、その採取や精製には命の危険を伴いました。命がけで得られたこの朱には神霊が宿るとされ、古くから特別な神聖性を帯びた色として崇められてきました。
御朱印は、単なる記念や装飾ではなく、「御神前に祈りを捧げた」という敬意と信仰の証です。信仰の足跡として、真心をもってお受けいただくことが何より大切です。
上之雷電神社の御垣内(玉垣)には、ご本殿が二社並んで鎮座しております。中央にお祀りする本社「上之村神社」と、その右に鎮まる摂社「大雷神社」。この特別な御神座を象徴し、当社では「二宮一光」と称して、見開き二ページにわたる御朱印を頒布しております。
御朱印帳をお持ちの方には帳面に直接お書きし、帳面がない方には書置きの御朱印紙をお渡しいたします。神職不在の時間帯や混雑時には、書置き対応となる場合がございます。詳細は授与所にておたずねください。
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はい、大丈夫です。
タイミングによっては、授与所の対応にお時間をいただくことがございますので、時間に余裕をもってお越しくださいませ。
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御朱印帳をお持ちの方には帳面に直接お書きし、帳面がない方には書置きの御朱印紙をお渡しいたします。
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はい、基本的には帳面に直接お書きいたします。
神職不在の時間帯や混雑時には、書置き対応となる場合がございます。
詳細は授与所にておたずねください。
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御朱印は、まず神社やお寺にお参りをしてからいただくのが本来の流れです。
御朱印だけを目的に訪れるのは、神様に対して礼を欠く行為とされています。
参拝が済んだら、授与所などで御朱印をお願いしましょう。