上之雷電神社の兼務社・豊布都神社のご案内

豊布都神社

豊布都神社(とよふつじんじゃ)は、埼玉県熊谷市上奈良に鎮座する歴史ある神社です。創建の正確な年代は定かではありませんが、慶安2年(1649年)には「御霊社」と称し、鎌倉権五郎景政をお祀りしたと記録さています。明治初年の神仏分離を機に、明治5年には御祭神を武甕槌命(たけみかづちのみこと)へと改め、社名も「豊布都神社」へと改称されました。境内には八幡神社や琴平神社などの末社も祀られており、地域の信仰を支え続けています。

祭礼日

豊布都神社社紋
1月1日
元旦祭
2月3日
節分祭
4月15日
荒神祭
​7月15日
八坂祭
​10月15日
秋季例大祭
​11月下旬
大麻頒布始祭
​12月22日
冬至祭・星祭

ご祭神

豊布都神社神額

豊布都神社は、武甕槌命(たけみかづちのみこと)を祀る古社で、約300年前の慶安2年に現在の地に祀られたと伝えられ、上奈良の鎮守として長く地域を見守り続けています。御神徳は、勝利祈願や出世開運をはじめ、除災招福、交通安全、病気平癒(特に眼病治療)などがあります。

本社(ご本殿)

主祭神
武甕槌命

境内社

  • 琴平神社
  • 八幡神社
  • 八坂神社
  • 富士御嶽神社

由緒・沿革

当社は元々「御霊社」として知られていました。『風土記稿』には、「御霊社 村の鎮守なり、社内に本地仏愛染を案ず、慶安二年(一六四九)八月廿四日、当社領別当寺領とも合て十石の御朱印を附せらる(以下略)」と記されています。創建の年代は明確ではありませんが、荒川の川筋が近くにあったことが創建の背景として考えられます。往時の人々は、河川の氾濫やそれに伴う疫病などの災害を御霊の祟りと捉え、鎌倉権五郎景政の怨霊を祀ることでその祟りを鎮めようとしたと推測されています。「御霊社」としての歴史を持つ当社は、現在でも「ごりょうさま」と呼ばれることがあります。

1649

慶安2年

この年に、上奈良村の鎮守として現地に社殿が建立される。
当初は「御霊社」と称し、荒川流域の疫病や災厄を鎮めるため、武士・鎌倉権五郎景政の御霊を祀ったと伝えられている。

1872

明治5年

神仏分離の影響を受け、社号を「豊布都神社」と改める。
祭神も武甕槌命に改められ、御霊信仰から武神信仰へと転じる。

1984

昭和59年

老朽化した社殿の大規模修復が行われ、現在の形となる。

2004

平成16年

社務所兼地区集会場が新築される。

アクセスガイド

鎮座地|豊布都神社

〒360-0805
埼玉県熊谷市上奈良字御霊1286

本務社|上之雷電神社

〒360-0012
埼玉県熊谷市上之16

ご参拝・ご祈願をご希望の方へ

豊布都神社は、埼玉県熊谷市上奈良に鎮座する、長い歴史と由緒をもつ神社です。武甕槌命(たけみかつちのみこと)を御祭神としてお祀りし、古くは御霊社と称され、地域の鎮守として親しまれてまいりました。現在は上之雷電神社の兼務社として守られており、季節の祭事やご祈願なども随時承っております。神前での祈りをご希望の方や、詳しいご相談をされたい方は下記よりお気軽にお問い合わせください。

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