上之雷電神社の兼務社・奈良神社のご案内

奈良神社

奈良神社は、埼玉県熊谷市中奈良の地に鎮まり、奈良別命(ならわけのみこと)を御祭神としてお祀りしております。奈良別命は当地を開拓し、奈良郷の基を築かれたと伝えられており、その御功績を偲び、古くより人々の信仰を集めてまいりました。境内には諏訪社・愛宕社・八坂社をはじめとする末社もお祀りされ、四季折々の祭礼を通じて、地域に根ざした神社としての役割を今に伝えております。

祭礼日

奈良神社ロゴ
1月1日
元旦祭
2月3日
節分祭
4月15日
春祭
7月15日
八坂祭
10月15日
秋季大祭
11月下旬
大麻頒布始祭
12月22日
冬至祭・星祭
12月31日
八古札焼納祭・大祓・除夜祭坂祭

ご祭神

奈良別命資料

奈良神社は、埼玉県熊谷市中奈良の地に鎮座し、奈良別命(ならわけのみこと)を御祭神としてお祀りしております。奈良別命は、古代にこの地を開拓し、奈良郷の基を築かれたと伝えられる方であり、地域の守り神として篤い崇敬を集めてまいりました。境内には諏訪社・愛宕社・八坂社をはじめとする境内社も祀られ、四季折々の祭礼を通して、皆様の心の拠り所となる場であり続けております。

奈良別命

境内社

  • 諏訪大社
  • 愛宕神社
  • 諏訪社
  • 年行社
  • 箱根神社
  • 浅間社
  • 八坂神社
  • 伊奈利神社

由緒・沿革

奈良神社は、古代に下野国国造を務めた奈良別命がこの地を拓き、「奈良郷」の基を築いたことに始まります。命の薨去後、郷民によりその徳を偲んで祀られ、のちに延喜式神名帳にも名を連ねた由緒ある社です。中世には熊野信仰の影響を受けて熊野社と称されましたが、江戸後期に古名を復し、再び奈良神社の名を掲げました。幡羅の地に鎮まり、今も変わらぬ崇敬を集めております。

500

西暦500年ごろ

下野国の国造を務めた奈良別命が任を終え、武蔵野の尾花の原(現在の熊谷市中奈良)を開拓して奈良郷を築く。没後、徳を偲んだ郷民により祀られたのが奈良神社の起源とされる。

705

慶雲2年

陸奥国の蝦夷反乱の鎮圧に際し、奈良神社が神威を発揮したと伝えられる。

850

嘉祥3年

『文徳実録』により、奈良神社が式内社(延喜式神名帳収載)として記録される。

1200

中世(鎌倉〜室町時代)

熊野信仰が広まり、奈良神社は熊野社と称されるようになる。奈良神社の社地に熊野三社を合祀したとも、別に存在した奈良神社を移したともいわれる。

1590

天正18年

成田氏が豊臣秀吉に降伏し、下野国烏山へ移る。社僧・円蔵坊も随行したとされるが、『風土記稿』では不届きによる追放と記され、後に「年行事社」として祀られる。

1591

天正19年

聖護院門跡と徳川家康の間で、修験者の地位が安堵される。長慶寺が社の別当となり、天台宗本山派修験を継承する。

1649

慶安2年

徳川家康により、別当寺・長慶寺に寺領20石が寄進される。また、この頃に高野山浄心院の末寺となる。

1830

天保年間

復古思想の影響で、社名が再び「奈良神社」に改められる。拝殿には「武蔵国四十四坐神 式内社」の額が掲げられ、白川家門人によって奉納される。

1870

明治時代

神仏分離令により、本殿の熊野神の本地仏(弥陀・薬師・観音)が長慶寺へ移され、代わって神鏡が奉安される。

アクセスガイド

鎮座地|奈良神社

〒360−0801
埼玉県熊谷市中奈良1969

本務社|上之雷電神社

〒360-0012
埼玉県熊谷市上之16

ご参拝・ご祈願をご希望の方へ

奈良神社は、埼玉県熊谷市中奈良に鎮座する、長い歴史をもつ由緒ある神社です。奈良郷の開拓に尽力された奈良別命(ならわけのみこと)を御祭神としてお祀りし、古くより地域の人々の信仰を集めてまいりました。現在は上之雷電神社の兼務社として大切に守られており、季節の祭事や各種ご祈願も随時承っております。神前でのご祈願を希望される方や、ご相談をご希望の方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。

  • 商売繁盛祈願
  • 安全祈願
法人祈願はこちら
  • 病に関する祈願
  • 神道療法
病気平癒はこちら